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”現場の声を商品の仕入れに生かせるように |
日々、努力しています。” |
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専門学校生だった頃に有隣堂でアルバイトをしていたのですが、その頃からいろいろな仕事を任され、書店員としての知識や経験が身につきました。それで、結果的に当時の社員の方から「社員にならないか」と声を掛けていただき専門学校の道へは進まず有隣堂の社員になることを決意しました。有隣堂は女性社員がばりばり働いている雰囲気で、自分もその環境の中で働けると思うと嬉しかったですね。入社後は藤沢店への異動や本店、横浜西口店勤務を経て、現在はセールスエキスパートとして横浜西口店のコミック王国と販売促進室の業務を兼任で行っています。
特別な資格ではないのですが、グループワークをしながら売り場の統括をします。主に販売促進室の仕事はコミック・攻略本・ティーンズ文庫の全社一括仕入れや、新刊の確保、フェアの実施、情報提供などを行っています。
また、新規店・リニューアル店の棚作りや棚詰め作業も実施しています。
そうですね、兼任になった当初はどうして良のか分からず戸惑うこともありました。当時は人(現場スタッフ)の管理も担当していたので、そういった仕事を他の社員に委託するなどして、徐々にこなせるようになりました。現在はだいたい朝に売り場に行って新刊が出終わってから上(販売促進室の階)に上がって商品管理や情報発信等のデスクワークをする流れで動いています。確かに最初は大変でしたけど、兼任になった事で現場の生の声を商品の仕入れに生かせるので、すごく良い仕事だと思いますね。
そうですね、最近ではサラリーマン・主婦・OLさん・学生さんなど満遍なく増えていますが、特にサラリーマンの男性で、全巻まとめ買いされるお客様が多く、大変有り難いです。また、有隣堂オリジナルの文庫カバーは10色から好きな色が選べるということで大人気です。
(右図)10色の中から好きな色を選べる有隣堂オリジナルのブックカバー。和紙の質感が手に馴染みやすく、本を読むのが楽しくなりそう。※カバーのみの別売りも有り。
まず、「コミック王国」は横浜駅から一番近いコミック専用フロアとしてオープンしました。
コミック専門店と聞くと一般のお客様にとっては入りにくいイメージがあると思うのですが、コミック王国は一般の方が入りやすく、お買い物しやすいコミック専用フロアです。レジ前はジャンプコミックなどの少年向けコミックを展開している店舗が多いですが、コミック王国はサラリーマンの男性客が多いので男性向けのコミックを売り場の中心に置いています。もちろん、女性コミックやBLコミックも充実しています。それに洋書やアイドル写真集なども取り揃えています。
駅前の便利さや新刊の充実等の魅力に加えて、フェア等のイベントも積極的に実施し、より沢山のお客様に楽しんでもらえる売り場づくりを心掛けています。
日々仕事をする中で、おすすめ商品や仕掛け販売に努力されている書店員さんの情報を聞いた時は同じ書店員として非常に励まされます。どうぞ、これからも沢山の読者の方の為に情報発信をお願いします。
新刊の棚は通路の中央に配置。忙しいサラリーマンもすぐに見つけられるよう工夫。 |
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取材時に行われていた原画展。写真は少年画報社の「ワールドエンプリオ」
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入り口からすぐの吹抜け部分の壁には、コミック王国に訪れた作家の方々が描いて下さった色紙を中心に、ずらりと展示。この壁を見ているだけでも充分に楽しめそうなボリュームです! |
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他の店ではあまり見られない“洋書コミックコーナー”を発見。「のだめカンタービレ」など人気作をはじめとする洋書版コミックが人気。 |
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仕事をする上で欠かせない必需品。 |
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