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ブックスアルデ/吉川佐和子さん

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【第31回】ブックスアルデ近鉄店 店長 吉川佐和子 さん

 

 

 ”その時その時に自分ができる
 一生懸命をやっていきたい”
 
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ブックスアルデ近鉄店  
店長 吉川 佐和子(よしかわ さわこ)   


大阪府出身。書店員歴13年。
リバーナ店のオープニングスタッフにアルバイトとして入社し、コミックを担当する。7年の勤務を経て近鉄店に異動し店長に就任。
趣味はアルマテラピー。それに関連した書籍の売り場を作ろうと検討中だという。

  

   
   
   
   
   
(※記事内容はすべて2016年4月現在の情報です。)  
 

 伊賀盆地南部に位置し大阪府や奈良県のベッドタウンとして発展した三重県名張市。ここに耐熱塗料などを製造販売するオキツモ株式会社のグループ会社、オキツモ流通株式会社が経営するブックスアルデ近鉄店がある。
「お客様と本との出会いを精いっぱいお手伝いします」をモットーにお店を切り盛りする店長の吉川佐和子さんにお話を伺った。

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書店員になろうと思ったきっかけと経歴を教えてください。

 

 前職は医療事務の仕事をしていましたが、子育てのために退職しました。子供が幼稚園に入園すると役員を任されるようになり、外で人と接する機会も増えてきた頃、たまたまリバーナ店オープニングスタッフの募集を見つけました。書店で働いた経験はありませんでしたが、子供の頃からよく本を読んでいたこともあり応募しました。
 これまでも接客業の経験はありましたが、書店の仕事はすごく奥が深いなと感じています。毎日新しい本が入荷し、毎日新たな発見がある。ここまで知れば大丈夫ということがないです。こんな本があるんだ、こんな趣味の世界が存在するのかと、書店員になり13年たった今でも常に勉強させてもらっています。  

 

働く上で大切にしていることを教えてください。

 

 pro31-3.jpgお問い合わせに素早くご案内できるよう売り場をしっかりと把握しておくこと、お取り扱いのない商品であっても、できる限り調べてお探しすることを徹底しています。どんなお返事であれ最終的にお客様にご納得していただけるよう、その時その時に自分ができる一生懸命をやっていきたい。
 また、どのジャンルを担当しても自分なりの棚作りを、と考えています。当店は各担当者が本の仕入れから棚作りまですべて自分で行っています。自分でアンテナを張り情報を得て売れ筋商品を確認する。そうすることで、その人その人の売り場ができる。担当者が変わるとまた売り場がガラッと変わります。以前、引っ越して来られたばかりのお客様に「ここのお店は、面白いわね」と言ってもらえたとき、各担当者の味が出ているのかなとすごく嬉しく思いました。お店作りの正解はわからないですが、これが書店員の醍醐味だと思います。

 

(右図)吉川さんの担当する語学コーナー。棚挿しプレートを増やし、より細かく項目分けすることで、一目見て探しやすいように工夫されている。

 

 

現在取り組んでいることと、今後やってみたい事は何ですか。

 

 pro31-4.jpg当店では、文具・雑貨にも力を入れています。4年前に取扱いを始めて以来、キャラクター雑貨を映画の公開に合わせて展開したり、お客様の反応を見ながら少しずつ新しいものを試してみたり、コンサルタントの方と相談しながら手探りで売り場を作ってきました。時間が許すときには大阪の問屋まで買い付けに行き、商品を実際に手にとって見て選んでいます。

 今後は文具・雑貨コーナーとしてだけではなく、もっと本と雑貨を絡めて展開できるようにしたい。まずは実用書から始めようと、現在棚替えをしていている真っ最中です。
 また、三重県の書店員さんをはじめ本に関係する人同士の交流会を積極的に行いたいです。2年前に出版社の方から「三重県をなにかで盛り上げてくださいよ」と言われ、OSK(大阪書店員懇親会)やNSK(名古屋書店員懇親会)のように三重県でも情報交換の場があればと何回か企画・開催をさせていただきました。付録の付け方一つでああだこうだと盛り上がることができ、同じ書店でも色々違うことがあるのだと実感しました。
 また書店だけでなく図書館の方とも意見交換することができ、また開催してほしいという声を頂くことができました。いずれは定期的にもっと多くの方が集まる会にできればと思っています。

 

(左図)イベントコーナーでは鉄スキ鍋を販売。料理本の隣には海苔が。

 

 

全国の書店員さんに一言お願いします!

 

 当店は大阪からも名古屋からも距離があり、出版社の方にも「なかなか行けなくて」と言われます。同じような地方のお店の書店員さんも、いろいろなアンテナを張って、来て下さるお客様に手にとって楽しんで頂けるような棚作りを頑張って行きたいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

       
楽しさ満載!近鉄店の売り場をご紹介      

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吉川さんが大切にしている各担当の味が出た売り場。それは店内を彩る手作りPOPやディスプレイにも表れている。吉川さん(左)、雑貨・文具担当岡田さん(中央)、児童書・実用書担当今西さん(右)が作る売り場をご紹介!

 

 

 

絵本コーナーにぶら下がる吉川さんの手作りの「ほげちゃん」のぬいぐりみ。
ちなみにズボンはスタッフ専用のエプロンを切って作ったもの。

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大阪芸大卒だという岡田さんが作るディスプレイはさすがのクオリティ。まるでキャラクターが作品から飛び出してきたかのよう!

 

 

 

店内の達筆なジャンル案内表は俳句をたしなむ今西さんの手書き!絶妙な味が出ています。

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吉川佐和子さんのいちおし☆BOOKS

 
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 十二番目の天使

 

 オグ・マンディーノ(著)

 坂本貢一(訳)

 

 求龍堂

 
  

 

【作品紹介】

野球への愛、思い入れ、友情、勝利の喜び、敗戦のくやしさ・・・人生、愛、そして勇気をテーマにした、涙なくしては読めない、感動の物語。

 

【オススメ理由】

実は私がコミック以外で初めてポップを作るときに選んだ本です。
主人公ティモシーの素直に頑張る諦めない姿に、何年経っても自然と涙が浮かび気持ちを揺さぶられます。

 

 

 

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  こちらの記事はDAIWA LETTER49号に掲載されています
   
 

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