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商品の全体を覆うことが出来る為、汚れや異物混入を防ぎ、商品を守ります。
また、耐寒性・耐水性もあり商品の劣化を防ぎます。
手作業で行っている包装・袋詰めなどを自動化することで、人件費・作業時間を削減することができます。ダンボールパッドと一緒にシュリンクすれば緩衝材も削減することが可能です。
一度開けたら元に戻らないため、開封・改ざん防止にもなります。
また、新品・未開封であることのアピールにもなります。
複数の商品や、大きさの違う商品をまとめて包装することも可能です。
シュリンクすることで商品が固定されるので、セット販売にも適しています。
表示面積が広いため商品のPRに適しており、自由に表現することが出来ます。
また、商品に密着するため光沢のある美しい仕上がりになります。
ラベルシュリンク |
商品表示ラベルとして使用できることからラベルシュリンクと呼ばれている。 ラベルの表示機能や商品のPRに。 |
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キャップシュリンク |
容器のキャップのみをシュリンクする方法。 開封、改ざん防止に。 |
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Rシュリンク |
容器の底面以外を覆ってシュリンクする方法。 商品の保護、ラベルの表示機能、商品のPRに。 |
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L型シュリンク |
半折フィルムを使用し、L型の熱線などで三方を溶断してシュリンクする方法。 |
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ピローシュリンク |
フィルムをピロー状に包み、H字型にフィルムをシールして包装する方法。 デザイン性を持たせられる。 |
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こうしたシュリンク包装には、特性に応じた様々なシュリンクフィルムが使われています。代表的なものは以下の通りです。
材質 | 長所 | 短所 |
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PVC(ポリ塩化ビニール) |
・仕上がり時のコシが強い。 |
・自然収縮を起こしやすい |
OPS(ポリスチレン) |
・硬めの仕上がり。 |
・衝撃に弱い |
PET(ポリエチレンテレフタレート) |
・接着強度が高い。 |
・開封しにくい |
PP(ポリプロピレン) |
・柔らかめの仕上がり。 |
・自然収縮を起こしやすい |
PE(ポリエチレン) |
・接着強度が高い。 |
・透明度が低い |
PO(ポリオレフィン) |
・ツノ、シワが少なく綺麗な仕上がり。 ・低温で収縮できる ・突刺、引裂強度が強い |
・開封しにくい ・価格が比較的高い |
※一軸と二軸
熱をかけたときに、縦と横どちらか片方のみ収縮するものと、両方に収縮するもののの違い。ラベル包装など印刷してあるフィルムは、横一軸の素材が主に使われますが、L型包装などに使用されるのは縦横両方から収縮する二軸のものが多いです。
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