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必要不可欠な店舗オペレーション計画




 



 

ー第6回ー 必要不可欠な店舗オペレーション計画

 

 

万引きに対するスタッフの対応について詳しくご紹介しています。
また第4回・第5回を踏まえた店舗オペレーション計画書の作成をご提案します。この機会に実践し、万引き対策成功への道のりを店舗全体でどのように歩んでいくのか考えていきましょう。

・スタッフ対応 具体例
・店舗オペレーション計画を立てる
・PDCAサイクルで計画を実践

下記バナーでは、掲載記事をダウンロードできます。

DETAIL

 

 

スタッフ対応 具体例

 スタッフ対応の心構えとして大切なのは
『お客様とトラブルを起こしてはいけない』
『お客様に不快感を与えてはいけない』
ということです。目的は万引き犯を捕まえることではなく、万引きを未然に防ぐことなのです。

 
◆怪しい人物を発見したら

 周囲をちらちらと疑う人物や、複数人で壁を作り手元が見えないなどという場合は要注意です。
「何かお探しですか?」と声を掛けたり、挨拶をしながら後ろを通るなどしてスタッフの目があることを意識させましょう。

◆防犯ゲートがなったら

 防犯ゲートが鳴る条件は、正報・誤報の2パターンのみです。基本的には誤報であるというスタンスでお客様に接しましょう。「レジ作業で手違いがあったようです。」
「お客様の持ち物でセンサーに反応するものがあるのかもしれません。」
「未会計の商品をお持ちではないですか?」などの理由を述べ、再度レジまで来ていただき確認作業を行います。この時、相手のカバンを勝手に開ける事は禁物ですので、自ら開けてもらうようにしましょう。やましいことの無いお客様であれば、抵抗なく協力してくれるはずです。

◆万引きを発見したら

 「未会計の商品をお持ちではないですか?」「お会計はこちらです。」などのお声掛けをし、ぎりぎりまで万引きを防ぐようにしましょう。ご年配の方で、ついうっかりカバンに入れてしまったというケースもあります。
素直にお会計に進んでもらえるようならば、一般のお客様として扱いましょう。

 万引き犯が逃走した場合は、交通事故などの二次災害を防ぐためにも、追いかけることはせず速やかに警察に通報しましょう。

 確認を恐れ、声掛けや持ち物確認を出来ないスタッフは多いはずです。疑いのまなざしではなく、あくまで確認の姿勢を前面に出すマニュアルを作り『お客様を疑ってしまうのではないか』『トラブルにならないだろうか』というスタッフの不安を取り除くことが大切です。また、スタッフ教育が行き届いていると分かれば、それだけで十分な抑止効果があります。

 

店舗オペレーション計画を立てる

 第4回・5回の内容を踏まえ、次のような流れで現状・改善点・今後の方針を店舗オペレーション計画書としてまとめてみましょう。

 


現状を把握する

・ロス率から万引き被害額を算出
・万引きダーゲット商品の把握
・万引きの起きそうな死角の把握
・スタッフ対応方法の確認 など

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改善点を出す

・店内環境の見直し
・スタッフ対応の見直し
・万引きを絶対に防ぐという意識づくり
・セキュリティ機器の見直し など

                        ▼


計画書の作成

・万引き被害額の減少目標
・店舗外観、売り場レイアウト変更計画
・スタッフ教育(声掛け方法など)
・セキュリティ機器導入スケジュール など



PDCAサイクルで計画を実践

 

 

 PDCAサイクルとは、プラン(計画)、ドゥ(実施)、チェック(点検・評価)アクト(処置・改善)からなる管理手法の一つです。
 計画を立てたら、実践に移します。PDCAサイクルを使い改善を続けられる仕組みを作りましょう。

 注意すべき点は、P(プラン)の段階でステップが止まってしまうことです。計画倒れにならないよう、スタッフ一丸となって取り組むことが最重要ポイントです。セキュリティ機器は正しく設置・管理をすれば万引き抑止効果は絶大です。

 機器を効果的に使い、店内環境を万引き防止店舗に整え、オペレーションを実践していくことで、万引きを防ぐことが出来ます。 スタッフ一人ひとりがお客様への関心を持ち、心のこもった応対をすることで万引きという犯罪を減らしていけるのではないでしょうか。

防犯システムコラム一覧

導入事例

 
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